1ページ1アクションの法則と入力の負担の軽減

不必要な情報を取得するリスクを考えてみます。
資料請求やお問合せを受け付ける際に、申込者についての情報を取りますが、アンケートが付いているとレスポンスが悪くなる傾向がありますね。

アンケートはアンケート、資料請求は資料請求、問合せは問合せと1ページ1アクションが原則ですね。
その他、不必要な情報とはどんなものがあるでしょうか。

資料請求のケースでは、申込者は資料が欲しいのであって、それ以外についての行動は避けたいと思うものです。
メールフォームでの資料請求では、必須項目だけを入力してもらいます。
「ご意見をください」と書いていながら、任意入力ならば、記入率は低いですね。

記入されていたとしても「資料を楽しみにしています」程度の紋切り型コメントしか集まりません。
それならば、いっそのことコメント記入を止める方が得策です。
他の方法で意見をもらうことを考えましょう。

余計な情報は、個人情報保護の観点からも最善ではありませんので、必要かどうかを吟味してからメールフォームを作り上げることをおすすめします。
どんな情報が欲しいのか、何のためにこの項目にしたのかを十分に検討すべきですね。

名前に関しては、苗字のみでいいでしょう。
氏名を入力することさえも、負担に感じるという前提に立って考えることが、真のユーザビリティです。