ライフタイムバリューを見越したSEOを提案できるかが勝負

SEOのゴールは製品やサービスの成約率を高めて売上げに貢献することですが、数値目標をクライアントと打ち合わせる際は、単なる御用聞きでは、SEOエキスパートとしてはこれからは生き残れません。

効果測定をすることが多い仕事ですから、それぞれの基準というものを設定します。
基準の割り出し方は、ライフタイムバリューが基本です。

ライフタイムバリュー(LTV)は、お客さんがどれだけ利益に貢献してくれるかという概念です。
SEOエキスパートは、お客さん一人当たりの目標利益をしっかり提示するノウハウも身につけておくべきですね。
そうすると、上位表示一辺倒のSEO会社とは、明らかな差別化が図れます。

ただし、目標とするお客さんひとり当たりの利益が算出できても、それを達成するためのコストをどれぐらいまで使えるのかは、クライアント側の事情によりますので、その辺のヒアリング力も必要になってきます。
独断と偏見でライフタイムバリューを算出されても、お客さんは不信感を募らせるばかりで、逆に信頼感を損なってしまうことにもなり兼ねません。

マーケティングコストはなるべく控えたい企業側の意図をどれだけ汲めるかも、SEOエキスパートとしてのコンサルテイングスキルとして身につけておきたいものです。
自己主張は結果を出してからですね。

世の中のSEOを求める人々は評論では無く実力を求めています。