WEBサイトのデザイン至上主義が自分の首を絞めていく

それを言ってはおしまいよ的なSEOについての話をしますね。

SEOはどんな情報をひっぱってきても、共通する必須条件というのがあります。
ご存知の通り、タイトルタグにキーワードを入れること、被リンクを得ること、キーワードを本文に適当に用いること、更新すること、などが該当すると思います。

後は、コンテンツの量や被リンクの数の差が検索順位に影響を受けるということです。

つまり、テクニカルな面での差別化はなかなか出来ないのがSEOです。
逆に言うと、前述した条件を満たせば、ある程度は成果が出るのが、これまたSEOではあるんですが。

ではなぜ、SEOに関心がない企業がまだまだたくさんあるのかと言えば、WEBサイトがデザインに支配されているからですね。
デザインが良ければ自ずと結果が付いてくる、という考え方が一般的なのですよ、まだまだ。
現に、WEB担当者を新入社員として迎えた企業では、WEBサイトのリニューアルを任せることになったのですが、デザインを大幅に変更するだけで、コンテンツやユーザビリティについてはほとんど触れなかったのです。

もちろんSEOは完全無視。
というかSEOを社員全員が知らないので、どうしようもないのです。
さて、リニューアル完成からしばらく経ってからの情報によると、新入社員はすでに居なくなり、WEBサイトは放置されていました。
資産を放棄するなんて・・・。