全ページインデクスは市場を圧倒的に制覇するという事実

トップページにターゲットユーザーを集めるだけでは真のSEOの成果とは言えない風潮があります。

階層化された大規模なECサイトの場合、トップページと第一階層だけのアクセスで、果たして満足するでしょうか。
SEOは全てのページを検索対象として作業することを最低限の目標としなければなりません。

下層ページが戦力となると、間違いなくアクセス数は伸びてきます。

ECサイトは階層が深くなることがあります。
商品ジャンルやカテゴリ、仕様、グレードなど細かく仕切られて製品化されていますから、どうしても製品ページが下層になってしまうことは避けられません。
楽天市場などを見ると商品ページに辿り着くまで、3.4クリックはしますよね。

けれどもこの楽天市場のすごいところは、この下層ページが検索でヒットしているということ。
つまりダイレクトに製品ページに辿り着けるようSEOが施されていることを証明しています。
楽天市場が取り扱う商品点数は、約4700万点です。

 日本通信販売協会が2008年11月17日に発表した「インターネット通販利用者実態調査」では、「楽天市場」「Amazon」「Yahoo !ショッピング」だけで、市場の約95%を占めているという結果が出ています。
また、利用率に至っては複数回答ながらも「楽天市場」は約75%と圧倒的です。

これだけの数を検索エンジンにインデクスさせていることが伺えますし、その威力たるやすさまじいものがあります。